大丈夫。会社、辞めても生きていけるで。

大阪・堺の心理カウンセラーのブログです。「自分に向いてる仕事ってなんだろう?」と思ったら読んでみてください。

人の話は、「ヒトゴト」ではない。~人の話も活かせる人が、仕事ができるようになっていく。

遠い人の話でも、聴けば役に立つもんです。

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こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。

テレビやネットのニュースなどを見ていると、トップアスリート・大女優など、いわゆる「実績のある方」が、人生訓などの持論を述べたりする場面ってありますよね?私、結構好きで「ほー、なるほど!」とか感心しながら聴いたりします。

ちなみに私が最も衝撃を受けた言葉というのが、今や押しも押されもしないお笑いタレント・有吉弘行氏の言葉である…売れるから売れなくなるでした。

有吉氏いわく、電波少年のヒッチハイクの旅で大ブレイクした後、急激に売れなくなった原因と言うのが、「売れたから」だというのです。売れたから、人目につき過ぎて秒速で飽きられてしまった。…もちろん「態度」もかなりヒドイ天狗状態になっていたそうですがね。で、干されたあと現在の形にカムバックできたのは、「お笑い」としてはまだ売れていなかったということも大きかったから、とのこと。この時代のエピソードはこちらの本に詳しく書いてます。(詳細はリンク先をご覧くださいね。)

お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ「生き残りの法則50」 (双葉文庫)

お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ「生き残りの法則50」 (双葉文庫)

 

※ちなみに、ヒッチハイクのときは、いわば「アイドル」だったという認識だそう。

で、猿岩石時代の反省を踏まえ、不必要に「目立つ」ことを避けてきた結果、気づいたら仕事がたくさん頂けるようになっていた、とのことです。

さて、なぜこういう例をお話ししたかと言いますと…

目次

■人の話は、「ヒトゴト」ではない。

人が話していることを活かすか否かで、自分の世界の拡がりがまるで変わるんですよ。

おそらく、私が聞いた有吉氏の言葉を、同じタイミングでテレビで聞いていても、「俺には関係ないよ…世界が違うし。」と流してしまった人もいると思います。確かに、「タレントの話」という表面だけみたら関係ないかもしれません。ですが、「売れる(売れすぎる)=不必要に目立つことは危険」とか、そういう「私たちの生活」に役立てる部分とかは山ほどあるわけです。

みすみすスルーしてしまうのは、実にもったいないと思うんですよね。

■人の話を活かす力こそ「応用力」。

私は、こうやって人の話を実生活に活かすことが「応用力」だと思っています。

自分の中のリソースだけで勝負するのではなく、人が持っているリソースも活かして生きていく。こう考えていけば、人の力も借りながらやっていくことができるので、結果として能力アップ⇒仕事でのストレスを受ける機会も必然的に減る…というわけです。

ですので、私には関係ないとふさぎ込むんじゃなくて、何か人のことでも活かせるものはないか…と貪欲になってみることをおススメします。思わぬところに、道を開くヒントが転がっていることも珍しくないのです。

あ、そんでこの本、ササーっと読めて面白いんで、ほんまおすすめですよー。

お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ「生き残りの法則50」 (双葉文庫)

お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ「生き残りの法則50」 (双葉文庫)