大丈夫。会社、辞めても生きていけるで。

大阪・堺の心理カウンセラーのブログです。「自分に向いてる仕事ってなんだろう?」と思ったら読んでみてください。

一生懸命勉強するのを止めたら、スランプが脱出できたという話。

最近、スランプに陥ってるな…というあなたへ。

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こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。

起業してからのことを思い返すと…2014年はいわゆる「スランプ」だったのかなぁと思います。人間関係をズバッと切らざるを得なくなったこともあり、当時の私は結構必死でした。その当時はそれで当たり前だと思っていましたが…。

ただ、イベントを開催すれども「準備の苦労」に対してリターンをなかなか集めることができなかったり、あとは納得のいくコンセプトが定まらずに、手を変え品を変え状態になって、どうしても「積み上げ」が難しくなったり…そういう状態になっていました。

で、この「スランプ状態」に入ってしまったきっかけを考えてみたら、おそろしいことに気が付きましてね。その原因ってのが、実は「一生懸命、勉強をしていたこと」だったんですよね。

勉強をすることと、スランプ。むしろ関係としては「まったく逆」だと思う方が多いと思いますので、以下の段で詳しくお話ししていきたいと思います。

目次

■0から始めるときは、勉強がいる。

とりあえずの前提として、0から始める際は勉強が必要になります。型もなにもあったもんじゃない状態では、いくらなんでも非効率。ここはもちろん、間違っていないし、勉強が必要な部分になります。

ただ、この「勉強」が一定の水準に達すると、心の中にとある「変化」が起きるんですよね。

■勉強自体が「流し」感覚になってくる。

その「変化」とは、慣れ。もっと悪い言葉で敢えて言い換えると、飽き。これがエスカレートすると、惰性というようになっていくんですよね。

つまりは、勉強自体が「流し」感覚になってしまうんですよね。感覚としては…一回ウケたネタを、繰り返し繰り返し焼き直しているかのような感覚と言うか。勉強をしているから「大丈夫」というような気持ちが生まれてくるわけです。

ですが、「勉強をしているから大丈夫」なのではなく、実際は「成果を出せてはじめて大丈夫」になるわけじゃないですか。勉強をしていても成果が出ていないのであれば、それは当然、大丈夫ではないわけです。

勉強をし続けていると、この当たり前が見えにくくなることが多いんですよね。

■勉強を一度手放してみた結果、「ちょうどいいやる気」が戻ってきた。

で、私は一度、勉強することを手放してみたんですよ。特に、心理学やコーチングの、自分自身の仕事に近い分野のモノをね。(この記事でも、関連するお話しをしています。)

kantanstresskaisyou.hateblo.jp

そしたら何が起きたかというと、むしろ集中力が戻ってきたんですよ。積極的にやれていなかったところに割いていたエネルギーが手元に戻ってきたから、やる気があるところにエネルギーを持っていくことができたんですよね。

その結果、趣味でのブログ構築に繋げる時間を作ることができて、今では生活費の一部をまかなえる存在へと成長させることができたんですよね。しかも、趣味っていう「好き」のエネルギーがあるから、努力している気分も一切ないんですよ。

こうして、自分の本業以外に「心」を支えてくれるものを作ることができたから、本業に入れ込み過ぎず、飽きた気持ちにもう一度、ちょうどいい熱が入るようになったんですよね。

■飽きるぐらいまでやったことは、手放してもなくならない。

もし、今ちょっと仕事に対してやる気が落ちていたり、飽きたな…とか、マンネリしてるな…って思うのであれば、いったんそれを手放して、やる気の出ることをやることをおススメします。

惰性で勉強するぐらいなら、正直やらない方がマシです。惰性な分、時間はかかるわ、成果も出ないわで、非常に効率が悪いです。冒頭にあげた2014年の私は、なんとかしなきゃ、っていう気持ちの焦りから勉強にしか行動のチャンネルがなくて、飽きててしんどくなっているのにやり続けたからスランプに陥ったのだと思います。

で、飽きるぐらいまで勉強やらし続けたなら、多少手を放したぐらいではなくなりません。だからこそ、安心して一度違う方向を見てほしいと思うんですよね。

★ついつい一生懸命になり過ぎやすいあなたへ…。

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