仕事で追い込まれて、パンクする前に…
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
私のブログの中では古い記事ですが、この記事は根強くアクセスを集めてくれています。
kantanstresskaisyou.hateblo.jp
やっぱり、頭がグチャグチャになると、どうしても焦るし、それなのに手は止まるしで、まったく話が進んでいきませんよね。仕事も終わらずに積み上がる一方…。
特に、私は会社を辞めて個人で仕事をするようになりましたから、積み上がった仕事は積み上がったまま、当然厳然とそこに残っているわけです。
さすがにこの状態のままほっとくわけにもいかない…。でも、やる気が出ずに進まない…。そんなときに、ある方法を実践してみたところ、うまく仕事がはかどるようになったんですよね。今日はその方法についてお話ししていきたいと思います。
目次
■潔く「やらない」という選択。
その方法ってのは、ごくごく単純。
一回、やらない、という選択を潔く、採ることです。
一見「え、それじゃ終わらんから!」って思われるかもしれませんが…この方法には心理的な秘密があるんですよね。
その心理的な秘密っていうのは、「仕事、やりたくない!」って本音を一旦聞き入れる、っていうことなんですよね。この受け入れ作業を一度やってあげると、心がバランスを取るためにもう一度頑張ろう、としてギアを入れることも可能になってくるんですよね。要は、心の機嫌を一回取ろうや、ってこと。
■仕事から離れることで「盲点」の存在に気づける。
で、やらない選択肢を採ることにはもうひとついいことがあって。
それは、一度その仕事から距離が取れるということなんですよね。
仕事が終わらないときっていうのは、とにかく近視眼的になっていて、焦りがスゴイんですよね。一直線にしか物事が見れていなくて、盲点だらけというかね。
仕事から一度距離を取れば、その「盲点」となっていた部分が視界に入ってくれるようになって、単純な作業でスッと仕事が進む、はかどる可能性を高めてくれるんですよね。
ちなみに、その盲点って具体的にどういうのかというと…特に「自分がやるしかない」って強く思っていることは、今までの経験上要注意。
こういう意識が強くなりすぎている方にはカウンセリングでもワークを通したりしてお伝えすることが多いんですが、だいたい改めて考えなおすと「少なくとも、今すぐはやらんでもいいこと」やったりしますから。
■仕事、終わらなくたってええやん。
私はいま、個人で仕事をしていますが…
常に自分自身には、仕事が「終わらない」ということは許可しています。会社員時代、自分を追い詰め過ぎて潰れたことも踏まえてね。終わんなくたってええやん。これをサッと投げかけるようにしています。
そうすることで、気が一度ラクになって、もう一度仕事に向かうエネルギーが湧いてくるんですよね。結果として、やらないといけないことが本当に終わらなかったことは一度もありません。
つまりは、仕事ができない、終わらせられない、そんな自分だったとしても、自分が許してあげることをできていれば、それだけで動くエネルギーが湧いてくる、ってことです。
ですので、もし今仕事が終わらん!って苦しんでいるのであれば、一度休憩するなり遊ぶなりして、気分転換をすることを本気でおススメします。
寸暇をケチって追い込まれるよりも、余程効率よく身体が動いてくれると思いますよ。
★ちなみに、気分転換にはこういう方法もおススメです…。