会社を辞めれば、まずはこの恐怖が待っている。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
今日は、これから会社を辞めようと思っている人にぜひ、やってみてほしいことをお話ししたいと思います。
そのやってみてほしいこと、っていうのは、ある質問を自分自身に投げかけることなんですよね。そのある質問の中身についてお話しする前に、会社を辞めた時点で現実化する恐怖についてお話しします。かなり現実的な話ですが、お付き合いいただけると幸いです。
目次
■お金、どうする?っていう現実。
その恐怖っていうのは、超シンプルですがお金、どうする?っていうことなんですよね。
いくら手当があったとはいっても、当然限られた時間(半年ぐらい)の手当になるわけです。しかも、当たり前でありますが会社員の通常の給料には遠く及びません。私の場合で、ちょうど勤務時の6割前後でした。
…これは、人によっては相当少なくなるなー、と感じると思います。
特に、家族(特にお子様)がいらっしゃる方ならなおさら、だと思います。私の場合は幸い、「人生において抱えている責務」が新入社員レベルでなおかつ、扶養しなきゃいけない家族もいませんでしたから、この点ではある意味、恵まれていたのかなと思います。
だから、早い段階でカッコつけずに実家に頭を下げることができました。このことに関しては、本当に感謝してもし切れないぐらいです。特に、実家には頼れない…という話もよく聞きますしね…
ただ、それでもギリギリだったのは否めないわけで…
なんせ、ハローワークにいってもまー、求人がなかった(苦笑)。
私は大阪在住ですが、それでも当時は東日本大震災の影響があって不景気だ、というようなことはハローワークでも言われました。それでもやらんといかんから、と求人をPCで探して…給料がマトモだと思ったら、新入社員にいきなりリーダーをやらせるような介護施設だったり、要資格(それ何語?っていう外国語とかね)で「その勉強する金がねぇわ!」っていうような求人ばかりだったわけです。
ちなみに、このときすでに「ブログを書いてお金に…」といった勉強は始めていました。ですが、やっぱり不安もあってハローワークにも行ってたんですよね。
ただ、ハローワークに行けども、ピンと来ないどころか、行ったら確実に以前のレベルより大きく生活が苦しくなる…っていう画ばかりが浮かんできたわけです。
このときに、私は自分にもうひとつ質問を投げかけたわけです。
■お金の恐怖から抜け出すことができた質問とは?
前フリが長くなりましたが、その質問っていうのが…
金がないのと、やりたくないことやるの、どっちがイヤやねん?っていうことです。
この問いを自分に投げかけたときに、一瞬で答えが出たんですよね。
やりたないことやるくらいなら、金はとりあえずエエわ。ってね。
そしたら、ブログを書くことに対する不安がスッと消えていって、行動を起こすためのエネルギーが湧いてきたんですよね。つまり、ブログはやりたいことだった、ということがハッキリと分かったんですよね。
それからというもの、ブログの勉強(当時は、抑うつ症が治りたてだったので、そのことを中心に書いていました)にエネルギーが乗り始めて、勢いよくブログが書けるようになったんですよね。
講座の開講の依頼だったり、無料で学べる良質な教材に出会って、その技法をマスターしてクライアントさんとの契約に結び付いたり…と、軌道に乗り始めたんですよね。
■お金という条件がなくても…
要は何が言いたいかというと…
会社を辞めるのであれば、お金の恐怖は必ず襲ってくるっていうことと、お金という条件がなくてもやりたいと思えることをまずはやってみてほしいっていうことです。
お金を目的の最優先に持ってきてしまうと、どうしても自分自身の気持ちを犠牲にしてしまいやすくなって、心が荒んできてしまいます。
で、その荒んだ心が仕事の足を引っ張ってしまいます。これでは、どうがんばっても生きていて苦しいって気持ちが変わっていかないんですよね。
だからこそ、一度自分に問いかけてみて下さいね。
あなたの、お金がなくても、これやりたい!ってことはなんですか?
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