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大阪・堺の心理カウンセラーのブログです。「自分に向いてる仕事ってなんだろう?」と思ったら読んでみてください。

文句を言われる状態を生み出しているのは、ひょっとすると自分自身かもしれない…って話。

文句を言われてしまうのは、あなたのせいかもしれないって話。

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こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。

さて、うちのブログで現在人気があるのがこの記事なんですが…

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やはり、文句を言う人への対処ってのは、正直苦労するものだと思います。実際問題、対処がめんどくさいですし、なんだかんだで文句を言う人が「声の大きい人」になっていくこともあり、 ほっておくと職場がどんどん過ごしにくい環境になっていくこともあります。

ただ、心理学の世界には「投影」って考え方がありましてね…。

目の前に見えている相手の行動は、自分の鏡である、ってな考え方のことを言うんですけど…、これを仮に「真実」として捉えるならば、文句を言われる状態を生み出しているのは、ひょっとすると自分自身かもしれない…ってこと。

正直、「なんやと!悪いのは相手や!」って思う方も多いと思います…が。正直、納得せざるを得ない出来事が私の身に起きたんですよね…。今日はそのお話しをしていきたいと思います。

目次

■文句を言わないように、努めていたけれど…

一応、文句を言うこと自体って、いいものとはされていない、ですよね。

だから、私は会社員時代、できる限り、文句を言わないようにはしていたつもりでした。 ですが、文句を言われなかったか、と言われればそんなことはなく、むしろ強い文句を言われるばかり、でした。

このとき私は、文句言ってないのになんで…って憤慨していました。もちろん、表でそんなことを言ったわけではないです。あくまで黙って、陰でコッソリ、みたいな感じでね。

■文句を言わなかったけど、態度には思いっきり出ていた。

実は、上記の行動にもう、すでに落とし穴があったんですよね。

というのは、私は文句を「言ってない」というだけで、「文句自体は山ほどあった」んですよね。会社の体制、給料、休み、上司の態度…それこそ、数え上げたらキリがないほど、会社に対する文句は腹の底に溜まっていたわけです。

で、よくよく冷静になって(抑うつ症が治ってからしばらくして)会社員時代のことを振り返ってみると、態度面を注意されることが多かったんですよね。余裕のなさから返事ができていなかったり、仕事を覚えるってことも積極的にできていなかったですし、もちろん仕事も遅かった。

つまりは、文句があります、って口に出すのと変わらないぐらいに、態度に出ていたんですよね。

■文句を言わないから、いい人と思われるか…と思いきや。

この経験の後にも、つい今までのクセで文句を腹に収める、ってなことをしてしまったことがありますが、結果は散々。最終的には人生で最大クラスの大ゲンカに至ってしまったんですよね(ちなみに、まぁまぁ文句を言っていた時は、非常に良好な関係が築けてました。風通しよかったですしね)。

だからこそ…文句を腹に収めるのって、正直いいことないと思います。もちろん、文句を言うことで何かぶつかり合いが起こるかもしれませんが、言わずともどっか態度に出てしまうもの。そうなってしまったときは一方的に文句を言われるだけで、損しかしません(文句を言わないからいい人、と思われるかと思いきや、何を考えてるか分かんない人みたいな扱いを受けがち。これもきつい)。

ですので、文句…というか、思っていることは正直に伝える必要があると思います(もちろん、言い方は社会人らしく)。腹に溜め込んでも、どうせバレてます。だったら、態度を明快にしてしまう方が、お互いに気持ちいい関係が築けると思うんですよね。

★変に角を立てない伝え方については、コチラの記事でもお話ししています。

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