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大阪・堺の心理カウンセラーのブログです。「自分に向いてる仕事ってなんだろう?」と思ったら読んでみてください。

「答えめいたもの」から距離を取ろう。~「正解」を習うから、伸び悩む。

いいとこどりできる人が最後に生き残れると思う。

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こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。

私、団体行動があんまり好きじゃなくてね。カウンセリング技術の習得も、正直「習う」というステップは取れなかったんですよね。せいぜい、見よう見まねで盗むのが限界というか。あとは本とかで独学。

そんな道を通っていたもんだから、何回も「きちんと習った方がいい」みたいなことを言われると同時に、ウン十万するスクールの案内をされる…みたいなことが何回かありました(笑)。もちろん、全部やんわりと断りましたけど。

 

で、断った理由の中には「団体行動が苦手」以外にも理由がありましてね。

 

私としてはむしろこっちの方が大事なんですが…習うと、最終的には伸び悩むのが分かっていたから、習わなかったんですよ。

一見、邪道っぽく見えるし、習った方が早いと思う方が多いと思いますので、以下で詳しくお話ししていきますね。

目次

■いいとこどり、が効率的だと思う。

私の学習方法で一番大事にしているのが「いろんな人のいいとこどり」なんですよね。

それぞれの「ストロングポイント」を活かせば、それがもっとも効率的やん?っていう至極合理的な考え方、だと私は思っています。

 

で、習っちゃうとコレができないんですよ。

 

どういうことかというと…例えば、A学校で習ったとするじゃないですか。すると、そのAで習ったことは「正解」としてインストールされるわけですよ。つまり、それ以外は「間違い」「亜流」みたいな話になりがち。

ええ、何回も言われましたとも。

「あなたのやり方は亜流だから、習った方がいい」と。型を押し付けるようにね。

うるせえBBA!って何度思ったことか。

 

■違う方向を見れば、悩みはアッサリ解決しやすい。

やっぱ、ひとつの意見だけっていうのは狭いんですよ。絶対に、どこかに弱点がある。

反対に、自分が好きでないところにもどっかしらはストロングポイントがある。この両方を吸収していこうとしないと、どっかで行き詰まるんですよね。

 

「これはどういうこと?じゃあれは?」というようなこと、体験した方も結構いると思います。そういうときに、素直に違う人の意見もみれば、アッサリ問題が解決するのも珍しくないんですよ。

ただ、ひとつの解のみを「正解」だと思っていると自分と違うものは「アレは邪道」みたいな話になって、頭が固くなる一方。

こんなん、自殺行為だと思うんですよ。

 

■「答えめいたもの」から、ある程度距離を取るのが大事。

だからこそ、私は常に「答え」めいたものからはある程度距離を取っておくのが大事かなと思っています。

そうじゃないと、どうしても正解を押し付けがちになるし、押し付けられていることにも気づけなくなってしまいますしね。

 

で、解からある程度離れていれば、違う角度から見てみようか、とか思えるじゃないですか。そうすれば、自分の意見を持ちつつも「こう考えることもできるのか!」という余地が残せるんで、頭が固まらずに済むんですよね。

 

ひとつの考え方は、あくまで「一説」であって、決して「すべて」ではない。

 

だからこそ、いいとこどりをして、自分なり、というモノを築いていくことが大事だと私は思うんですよね。

その「自分なり」の感覚の磨き方はこちらの記事でもお話ししていますので、よかったら参考にしてくださいね。

kantanstresskaisyou.hateblo.jp