今日は音声から、お送りいたします…
うまみ発掘会議。1「専門家は“カンペキ”じゃなくっちゃいけないの?」
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
※今日は音声をお送りいたします。ちなみに対談相手はうちの奥さんです(笑)。音声流しながらお読みいただけたら幸いです…。
これ、改めて聴き直したら仕事術に通じるところがありましてね…。私は、仕事に対して以前は「完璧主義」でしてね。ぶっちゃけ、これに苦しんでいたなーと思います。
やっぱりね、許せないんですよ。自分をね。以前はそれでも良かったんです。なぜならそれなりに「できたから」。クオリティにもそれなりに満足できていましたしね。
ですが、会社員やってた時は「向いてない」仕事をしていましたから、できない自分に愕然としていたんですよね。この「愕然」が心にダメージを与えて、抑うつになった側面はかなり大きいんですよね。だから、正直病気になる前に完璧主義はやめたいところ。
今回は「病気になること以外で」その辞められたきっかけについてお話ししていきたいと思います。
■自分のレベルがわからないまま、仕事を始めた…
私が完璧主義を止めたのは、実はカウンセリングを始めたことがきっかけ。
私、独学で世に出ていったので、正直自分の知識レベルがどれぐらいか分からないまま、カウンセリング業を始めたんですよね。で、ぶっちゃけた話、不安もなくはなかったです。ほんまに大丈夫なんかな、と。
で、その不安が半ば的中する形で…カウンセリング中に「自分が知らないこと」を聞かれたんですよね。これ、まぁまぁピンチじゃないですか。だけど、自分の責任で行っている仕事…。だからウソはいけない。でもなんとかしなきゃいけない…。
■分からないから、調べようと思った。
そこでとった対処が、「クライアントさんと一緒に調べる」って方法だったんです。私もわかりかねるので、見てみましょうか、とね。
そしたらこれがヒット。調べているうちにクライアントさんが必要な情報を発見してくださって、「あぁ、これこれ!」みたいなことになって、一件落着。これで私は、完璧主義を止めたんですよね。わからんことは、素直に調べたらエエんやな、と。
■「完璧」と思っても、現実はその上をいく。
わからないことは、そりゃーできれば少ない方がいいです。
けれども、常に自分自身の予想を、現実は超えてきます。これで十分、なんてことはありません。むしろ、勉強をいくらしたとしても「完璧」って思った瞬間に、それは油断になって、スキが生まれてしまうんですよね。
だからこそ、完璧じゃないって前提を持ちながら、知らないことは素直に認めて、改めて知ろうとしていく。こういう姿勢があれば十分だと私は思うんですよね。