大丈夫。会社、辞めても生きていけるで。

大阪・堺の心理カウンセラーのブログです。「自分に向いてる仕事ってなんだろう?」と思ったら読んでみてください。

「できなくて」しんどいときほど「できる」に目を向けよう。

できることは、誰しも必ず、ある。

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こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。

出来るようになった時の喜びって、なかなか何物にも代えがたいものがありますよね。最近、私は料理をするようになったんですが…やっぱ、おいしいって言ってもらえたりすると嬉しいもの。

↓自作のホワイトソーダブレッド*1

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今記事を読んでくださっているあなたにも、何かしらそういう喜びを味わった瞬間があったかと思います。

私は色々な習い事(水泳、習字、ピアノなど)をやらせてもらったのに、正直、上手くいきませんでしたが、自発的に始めたギター(というか音楽)だけは、未だに続けることが出来ています。

ただ、今回はそこのお話ではありません。むしろ…逆の視点のお話、です。

そうです、出来るようにするって、現実問題、しんどさも伴うよね、というお話です。負荷がかかる瞬間は、必ずどこかにあるんですよね。未知の範囲を乗り越える必要があるわけですしね。今日はそんな「新しいチャレンジを、成功するまで続けられるようにする」ための考え方について、お話ししていこうと思います。

目次

■「できない」を抜けられないときは、誰しもある。

言うまでもないかもしれませんが、しんどくないならそのまま突っ走ってOKだと思います。走るたびに「削られていくような」感覚も、そういうときは存在していないと思いますしね。

ですが、出来るようにしようと努力はするけれど、出来ない状態を抜けられないって状態は、現実問題、あります。私の場合は理数系の勉強がそうでしたね。一番時間を割いて勉強したはずなのに、結果はまったく芳しくないものでした。

だから、頑張っても苦しくなるだけだったんですよね。

■できる部分に目を向けず、できないと嘆いてもプラスにならない。

念を押しますが、出来るようにするための努力自体は、必要な時期も当然ながらあります。始めはできなくて当たり前。この苦しさから逃げてしまったら、何一つとして出来るようになっていきません。

ですが、自分が出来る部分に目を向けずに、出来ないことばかりを嘆くことはプラスに繋がらないんです。私の場合は、文系教科に関してはそこそこできたのに、そこを軽視して勉強時間を理系教科に全振りした結果、文系教科が微妙にコケて、理系教科は平均ギリギリ…っていう、一番笑えない結果になったんですよね。

努力した割には、結果出なかったな…っていう感情ばかりが先行して、今までそこそこ好きだった勉強が嫌いになってしまったんですよね。このときの体験は、長いこと引っ張ったなと思います。

私は、この経験以後、自分のプラスに目を向けられずに、マイナスを見続けるクセがついてました。出来ない仕事を必死になってうまくいかず、出来てた仕事にもなんだかビビるようになって、何もかも自信がなくなって、結果、抑うつ症を発症したわけです。

我ながら、悲しかったですね。

結局のところ、出来ないところにしか目が向かず、自分が一番自分を否定していたことに、気づいてしまったんですから。私が抑うつ症になったのは、「自分を否定すんな!もっと大事にしろ!」っていう、身体からの怒りのメッセージだったんだと思います。

■できないときほど、「できる」を探そう!

私は、このメッセージをちゃんと受け取って、自分を大事にするために会社を辞めて療養に集中したからこそ、自分自身が「出来る!」という気持ちを取り戻すことが出来て、今、このように発信することが出来るようになったわけです。

今、自分の「できない」に苦しんでいるあなたへ。

私は、そういうときこそ、自分の中の「できる」を探してほしいと思います。どんなに小さなことだってOKです。「できる」という事実には変わりありません。

そうすれば、段々と「できない」ところに焦点を当てるのを、無意識に止められるようになってきて、「できる」という気持ちが湧いてくると思うんですよね。

★できるという気持ちは、こういう方法でも湧いてきます…。

kantanstresskaisyou.hateblo.jp

*1:アイルランドの古くから伝わる薄力粉で作るパン