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大阪・堺の心理カウンセラーのブログです。「自分に向いてる仕事ってなんだろう?」と思ったら読んでみてください。

虫垂炎の手術を回避したら、やたらめったら「なんでですか」と聞かれた話。

「切らない」のは、そんなにおかしなことなのか?

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こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。

こないだチラッとブログ内でお話ししましたが…実は先週の水曜日から入院しておりました。深夜になんとなく腹痛いなー、って思っていたら、段々「ギリギリ耐えられない感じの痛みが断続的に」って感じになって来まして…奥さんに頼んで病院やらを探してもらって、タクシーで救急外来に行きました。

そのときは、ぶっちゃけ診察さえされればまぁ治るやろ、って思ってたんですよ。即、帰る気満々でしたし(笑)。ところが、検査に次ぐ検査…初のCT、ガッツリした点滴、痛み止めの点滴…この辺りで「おやおや?」って思い始めましたね。血液中の白血球値が異常に高い…と聞いて「あれ?これヤバない?」ってちょっと青くなりましたね。

で、診察の結果は「急性虫垂炎」。即・入院決定でした…。ぶっちゃけ、自分がなるとは想像だにしてませんでした。正直、そこまで不健康な生活は送ってませんでしたしね。今回は、その入院時にした経験を元に、お話ししていきたいと思います。

目次

■主治医が提示してくれた、二つの可能性。

虫垂炎って聞くと、フツーは「即・手術」「手術さえすれば治る」みたいな話、ありますよね。

ですが、私の主治医(Dr.マシリト似)は複数の可能性を提案してくれたんです。

「私のおススメは再発リスクを考えると手術やけど…抗生剤でなんとか散らすって手もありますよぉ…。どぅしますぅ~?」ってね。

ぶっちゃけ、急展開過ぎて気が動転してたのもあって、なかなか即断はできなかったんですよね。とりあえずちょっと考えさせてくれ、って話をしました。

■「なんで手術しないんですか?」

…とは言ったものの、こういうときの決断はひとつ、でしたね。

スッと決まらないときは、やらない。やったら後悔する。取り返しがつかない。

っていうのが直感的に働いたんですよね。そこで私は手術を「ボツ」にする方向でお伝えしました。少し驚かれましたが、主治医(Dr.マシリト似)の先生は分かりました、と割とすぐ納得してくれました。

が、こっからが地味にめんどくさかったんですよね。

というのも、やたら聞かれるんだこれが。手術しないの、なんでですか?みたいなことをね。看護師ほぼ全員、回診でやってきたチャラい医師(こいつが個人的には非常にウザかった。初対面なのに「手術怖かったんですかぁ?」と言いやがる。点滴による鈍器攻撃を敢行してやろうかと思いましたわ)…。とにかく、私の行動が常識外だ、と言いたげに、ね。

■確かに、怖い気持ちはあったけれど…

たしかに私は手術怖い、って気持ちはありました。

が、手術自体は今回の盲腸の手術よりもハードなもの(顔の手術ノー麻酔、ケツの手術部分麻酔)を経験しているので、しかるべきときであればその選択肢を採れる、って自信はあります。

で、後々になって調べてみると…虫垂をむやみやたらに取らん方がいい、虫垂は腸内の免疫バランスを保つ役割を担っているっていう割と新しい理論を目にしたんですよね。このときに、私は自分の判断を信じてホッとしました。切った後なら当然手遅れですからね。

最終的に回復スピードもかなり速かったそうで(「あれ、もう痛くないんですか?」と10回は聞かれたと思います)、予定の4日入院の半分の2日ちょっとで退院することができたんですよね。切らないと再発可能性がどーじゃこーじゃ言われましたけど、そんなんそんときならなわからんしね。

■あくまで、最後に決めたのは自分自身ってのが大事。

私は、やっぱり自分が後悔しない決断が一番やと思うんですよね。

もちろん、お医者さんがこういったあぁ言った、みたいなことは判断材料にはなりますけど、あくまで最後に決めたのは自分自身である、ってことは頭においておくのが大事なことやと思うんですよね。

やっぱり、自分で決めたっていうことで、成果をあげるぞ、って気持ちが芽生えて身体が元気を出そうとしてくれたんかなぁ、と思う部分も大きかったですし、その通りに結果に結びついたんだと思うんですよね。

自分の判断をおろそかにして、誰かの判断に寄りかかってしまうと、現実のコントロールが利かず苦しいものです。だからこそ、人に判断材料をもらえども、最後は自分で決めるって感覚。これは大事なことだと思うんですよね。

★こちらの内容も、ご参考に…。

kantanstresskaisyou.hateblo.jp