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大阪・堺の心理カウンセラーのブログです。「自分に向いてる仕事ってなんだろう?」と思ったら読んでみてください。

休んだのに休んだ気がしないのは、「休んでいないから」。~ダラダラと、なんも考えずに休もうのススメ。

のんべんだらりと、休んでOK。

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こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。

休んだのに休んだ気がしない…私、会社員時代はしょっちゅうあったんですよね。土曜日は元気だったとしても、日曜日はもう月曜日のことをイメージしていて、結局、気疲れ…こういう状態だったんです。いわば、休んでるようで、休んでいない状態になっていたわけです。

※だからこそ、休職時に先生から提案された「休むこと」への抵抗感が強かったわけ。そんなことしていいの?みたいな気持ちがありました。そのときのお話しは以下の記事でしています。

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で、休んでいるはずなのに休んでいない…っていう症状を持ったままでは、ぶっちゃけ、休職しても意味がないな、ってのを反射的に感じたんですよね。だからこそ、抑うつ症について本で学ぶときに、「疲れの取れる正しい休み方」に着目して調べていました。今日はその研究過程の中から、「あぁ、そゆことね!」と目から鱗が落ちた経験に繋がった考え方をご紹介します。

目次

■「理由がないと、休んではいけない?」

私が一番驚いた考え方は「理由なんかなくても休んでいいよ?」ってものでした。え、そうなん?ってなりましたよね。

ただ、振り返ってみると…私の場合「休んでいるときでさえも頭を働かせていた」んですよね。具体的な例としてよくあったのが、「~だから休もう」というものでした。一見ふつうなんですけど…このように考えてしまった結果、無意識のうちに「理由がなかったら休んではいけない」という思考回路になってしまっていたんですね。すると、なんとなくしんどいというような身体のサインを見逃してしまい、心身のバランスを崩してしまった…という流れだったと気づいたのです。

たしかに、抑うつ症の決定打こそ「上司の恫喝」でしたけど、それまでも似たようなストレスは多々あって、それでジワジワしんどかったのに、その声からは耳をふさいでましたもんね。「まだいけるから、休めない」「この程度の理由では休めない」みたいにね。

■無駄だと感じようが、ダラダラ休んでしまおう。

で、そのようなときに本かなんかでお勧めされたのが、ひたすらにダラダラすることです。これを聴いたとき、なんて無駄なことを!って思いましたよね。もったいない、というかね。

※実際、こういう記事も書いていました…。

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ですが、実際にやってみると、意思の力でブロックしていた身体や心の本音が出るわ出るわ…いわば、相当に脳にも身体にも、負担をかけてしまっていた事実を目の当たりにしたんですよね。で、出してやると気分がだいぶラクに、スッキリしたのを感じたんです。そのときに、脳や身体を意志でガチガチにせずに、解放する時間が必要なんやなぁ…と感じたんです。

ただ、それでもダラダラ休むことに抵抗がある方もいらっしゃると思います。実際問題、私も「ゲッ!休み過ぎた!」みたいに気持ちが焦ったコト、ありますからね。そういう時は、キッチンタイマーなどで時間を区切って休むと効果的です。コレで少なくとも休みすぎるということは防げますし、何より「休む」ということに集中できます。

■休んでいるからこそ、仕事が続けられている。

休むことだって、仕事をする上ではものすごく大事です。正直な話、今の仕事が続けられているのは「休みを自由に取っているから」という側面はかなりあります。滅多に体調崩しませんし、何より体調崩したとしてもきちんと休みますから、快復できるんですよね。

ホント、倒れる前に休む。大事にしてほしいと思います。倒れた経験があるからこそ、強く思うところですね。で、実は休むことを大事にしていれば別段、休みまくらなくても大丈夫、なんですよね。そのことについては以下の記事でお話ししていますので、良かったらご覧くださいね。

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