自分の人生だから、自分で決めていい。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
会社を辞めたい!って思ったときに、私自身が最も苦しんだのが…みんなと全然違う道だけど、本当にこれでエエんかな?ってことだったんですよね。私が以前お付き合いしていた方は、私の就活での苦労を知っていたので、「3年は辞めたらあかんで!」って結構口を酸っぱくして言われていたんですよね。で、私も当然のように「わかってるよ!」って言ってたはず。
ですが、結果は半年で休職。9か月で退職。辞めるころにはその方とはお別れしていましたが、約束を守れんかったんやなぁ…ってことをじわーっと感じたんですよね。そしたら、無意識のうちに涙がダーッとこぼれてきたわけです。この程度の「ふつう」もできなかったんやぁ…と思うと、自分に対して強い怒りを感じていました。
ただ、このままじゃイカン。そう思ってふつうとは違う道だろうが突き進む、という決意をしたんですよね。今日は、その決意に至るまでの道のりをお話しさせていただきたいと思います。
目次
■もう、「ふつう」とか良くね?
実は、その道のりとは言っても、やったことは大きく言うとひとつだけ。
そのやったことというのが、「ふつう」を諦めたことです。私は、小中高大と、すべてのカテゴリで「ふつう」ではなかったんですよね。どのカテゴリでも、イロモノ扱いのような状態。で、それがイヤだなぁとずっと思っていたわけです。だから、ふつうになりたかった。別に、芸能人になるわけでもないんだし、ふつうじゃなかったら、社会でやっていけるわけがないだろう…そんな気持ちがあったわけです。でも、ふつうになろうとしても、どうしても目立ってしまう…キャラが濃いと言われる…この点は本当に人生が苦しかったですね。
ですが、会社を半年でドロップアウトという、ふつうではない行動をまたも取ったわけです。このことを冷静になって振り返ったときに、もう、ふつうとか良くね?って思ったんですよ。しゃーねーやん、ふつうちゃうんやからってね(笑)。
そしたら、自分自身がふつうを目指してやっていたこととか、どうでもよくなってきたんですよね。半ばヤケクソチックではありましたが、今までになかったやる気とかが出てきたんですよね。心理の勉強を必死になってやることができたのは、このやる気のおかげだったと思います。
■ふつう、の心理的拘束力。
ただ、ふつうって結構な心理的拘束力があるんですよね。
というのも、ふつう=多数派だから、結構な頻度で「引きずられそうになる」機会があるわけですよ。堅実な道をいけ、とか、ふつうの仕事してよ、とか、そういう話は山ほど今まで聞いてきました。(この記事でもお話ししましたかね)
kantanstresskaisyou.hateblo.jp
だから、うっかりしてると心が乱されてしまうんですよね。ふつうにならなきゃいけないのかな、みたいなね。ですが、そのときも支えてくれたのは、ふつうとか、良くね?っていう思いだったわけです。言わば、私から見た「ふつう」は異常な道なんですよね。
ふつうの道を行こうとした結果が、抑うつ症の発症だったわけだし、何より私にとって「ふつう」はクソつまんないんですよ。ていうか、ふつうってなによ、って話で。当然、こんなマインドで仕事していても、役に立てるわけがないわけでね。
■自分の人生だから、自分の思うように!
で、ここが一番言いたいところなんですが…
自分の人生なんやから、自分の思うようにやっていいやんっていうことなんですよ。人の人生に対して、ふつうの道がどうのこうの、とか言うヤツは、無視して良いんです。そういうヤツの言うふつうが、あなたにフィットするとは限らないじゃないですか。
私は私の道を行く。あなたはあなたの道を行く。それでいいじゃないですか。余計な干渉は気にせず、突っ切ってしまいましょう。本気でやりたいと思うのであれば、心が折れずに前に進んでいけると思うんですよね。
★我が道を行きたいけど勇気が…というあなたへ…。