人を、このように見れば緊張しなくなる?
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
巷でよく言われている「緊張ほぐし」の方法として、人をジャガイモだと思え!みたいなのがあるじゃないですか。
私、アレ正直あんまり好きじゃなくてですね。やってみたはイイものの、なんとなく「素」に戻ったときに緊張がぶり返すというか…いやいやいや、人やん!みたいになっちゃうんですよね(笑)。しかも、人やん!って思った後は、「ジャガイモ」だと思い込もうとした自分自身に「不誠実さ」すら感じてしまうんですよね。
なにを人様のことをジャガイモやと思っとるねん、と(笑) 。
ですが、緊張は出来ればあんまりしたくないじゃないですか。実際問題、大きな緊張がミスに繋がるのは間違いないし。そこで、自分自身があんまりミスをしなかったときのことを考えてみたんですよね。今日はその気づきについてお話ししていきたいと思います。
目次
■100%を発揮できなくてもできることなら、不必要な緊張はしない。
で、思い返してみたら、「簡単」なことはミスをしていないな、とまず思ったわけですよ。では「なぜ」簡単なことはミスしないのか、って考えてみたんですよね。
すると、簡単なことは「無意識でも」できる…つまり、100%を発揮できなくてもできる状態だからミスしない=緊張しないってことに気づいたんですよね。
では、どうしたらこの状態になるんだ?ってことを考えてみると…、基本的には目標ちょっと上くらいで調整をする必要があるんですよね。そうすれば、緊張で仮に実力が出なかったとしても、本来ほしい結果である100パーセントに近いものが出るはずです。
ぶっちゃけた話、緊張をしたとしても、結果が出ればとりあえずOKじゃないですか。一度でもこの経験をできれば、無駄な緊張はしなくなります。
■実は、緊張そのものは必要な要素。
むしろ、まったく緊張しないこと=緊張感が無いということに繋がりやすく、逆につまらないミスをしてしまったりということにもなるのです。つまり、緊張感はうまく使えば味方にもできるんですよね。
私、バンドやってたんですけど、毎回毎回相当緊張してましたよ。基本的にライブを観ているのはサークルの身内のみ、っていう状況でもね。ですが、本番ではそれなりに毎回、結果は出せていたと思いますし、なんなら練習よりもいい出来、ってときの方が多かったように思います。
■緊張は、別にしてもいい!
つまりは、緊張は、別にしてもいいんですよね。それだけで問題が起きるわけではないんですよね。それどころか、緊張しないことだけに意識がいっていると、どうでもいいところでミスをしてしまったりして、かえって後悔する、ってことも珍しくないんです。
ですので、必要以上に緊張を敵視せずに、目標のちょい先ぐらいで調整していく。これぐらいの気持ちの持ち方がちょうどいいんじゃないかと思います。
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