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大阪・堺の心理カウンセラーのブログです。「自分に向いてる仕事ってなんだろう?」と思ったら読んでみてください。

メンタルが強かろうが、心の病気にはなる。~メンタルの「貧弱さ」を受け入れてみよう。

メンタルは、案外弱いものなんですよね…

■先日、久々に「海遊館」に行ってきました。

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こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。 

たぶん海遊館に行くのは三年ぶりぐらいだったと思いますが、楽しかったですねー。意外と歩くので結構運動になりますし(笑) 

で、ひとつだけあんまりポップじゃない写真を上げた(4枚目)んですが、コレ、皆さんご存知ですかね?

…タカアシガニ、です。

実は、小さいときに海遊館に行ったとき、これが超怖かったみたいで、号泣していたらしいです。正直、あまり記憶にはないんですがね…

さて、本題に入りたいと思います。

■「もっと、メンタル強かったら、気を病まないのになぁ…」

こんな話をよく聞きます。…いきなり結論からいきますが、コレは違うなー、と私は思っていましてね。

というのも、私は「メンタル強い」って言われていたのに、抑うつ症になったから、なんですよ。

■私は、メンタルが強いと思い込んでいた。

もっと正確にお話しすると、私は、メンタルが強いと思い込んでいたんですよね。職場で怒られても、仕事ができなくてバカにされても、気にしない風で通そうと頑張っていました。

…こういうことを続けているうちに、だんだんと「頭」はマヒしてきたんですよね。いわゆる、無感動状態、っていうかね。ただ、今思えばこの状態は、「気にしていない」んじゃなくて、「気にできない」ってやつなんですよね。

…もちろん、身体はごまかせず、拒絶反応を起こしたんですよね。

■私は、自分の「メンタルの貧弱さ」を受け入れていなかった。

要は、私はタカアシガニにビビるぐらいの貧弱なメンタルだったということを認めていなかったんですよね。強がって強がって、本来の自分からかけ離れていって、潰れてしまった…というわけなんです。

素直に感情を表に出していた子供当時や現在の方が、はるかにラクだし、メンタルも図太くなったように思います。

■しんどい気持ちにウソをつかなければ、自分を見失わずに済む。

感情を隠して仕事をすることって、一見カッコよく見えると思いますが、潰れたときのみじめさってたまらんです。今までオレは、何してきたんだ…っていう自責で、丸々一か月潰すくらいの、結構なみじめさが襲い掛かってきます。

だから、職場で直接出さないまでも、しんどいっていう気持ちを誰かに話せるようにしておくことをおススメします。しんどい気持ちにウソをつかないことが、自分を見失わずに、メンタルを安定させることに繋がっていくと思いますよ。