大丈夫。会社、辞めても生きていけるで。

大阪・堺の心理カウンセラーのブログです。「自分に向いてる仕事ってなんだろう?」と思ったら読んでみてください。

漠然とした、「将来への恐怖感」との付き合い方。

ふとした瞬間に襲ってくる、漠然とした恐怖…

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こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。

突然ですが、あなたはこんな「不安」を感じることはありませんか?

…この仕事、続けられるのかな。

…この生活、ずっと続けられるのかな。

…将来、こんなんで大丈夫なのかな。

上の三つの質問、結構な恐怖感が出てきますよね。将来はどうなるかわかりませんしね。今のままでやっていけるなんて保証は、どこにもないわけです。現在の私にも、このような不安はたまーに襲い掛かってきます。いわば、会社員の方と比較するとやっぱり、誰かが助けてくれるっていう気持ちは薄くなりがち、ですしね。

ただ、この恐怖感は強力なモノではあるんですけど、解消するのにそこまで複雑なステップは必要ありません。今日はその解消方法について、お話ししていきたいと思います。

目次

■漠然としているから、怖くなる。

実は、さっき感じた怖さの原因の大半は「漠然としていること」なんですよ。今の仕事が続けられるかどうかも、今の生活がずっと続けられるかどうかも、将来こんなんで大丈夫なのかも「わからない」ですよね?100%行ける、なんてことはあり得ないわけです。要は、漠然と「分からない」から、怖さを余分に感じる、ということです。

つまり、どういうことが怖いのかをハッキリさせることができれば、恐怖は減るんです。例えば、一人で何かにチャレンジするのが怖いなら、身近な人の助けを借りたりする、とか…体調に不安があるのなら、とりあえずは休んでみる、とか…ね。正体をハッキリさせてあげれば、何らかの形で「恐怖対策の方向性」が定まるんです。

やることがあれば、先がとりあえず見通せるようになるじゃないですか。人間、何をすればいいかわかれば、そのことに集中するってことが可能なんですよね。いわば、将来の不安をイメージする時間を、「いま」すべきことに取り替えることができるわけです。そのことが、冷静さを取り戻すいいきっかけになるんですよね。

■何が怖いのかを、知ることが大切。

漠然と、なんとなく怖い…そんなときほど、何が怖いんだろう…と、じっくり自分の恐怖を知ろうとすることが大切です。

もちろん、このことについてイメージするのは怖いことではあります。「不安」の裏側にある恐怖って、それなりに「しまいこんだ」から生まれているものですしね。ただ、いざ向き合ってみたら「子供心に思った小さな出来事」で、なおかつ「今はもうどうでもいいはずのこと」大人になっても握りしめていた、とか、そういう意外と小さなもの、ってことも珍しくないんですよね。

それに、将来の恐怖をイメージするだけの時間は、ハッキリ言ってムダです。「いま」という時間軸からは、絶対にどうにもできないですからね。ですので、怖さが出てきたときは、漫然と怖がり続けるんじゃなくて、その恐怖の正体を知る時間にして、クリアにしていくことをおススメします。

 

★ネガティブな感情との向き合い方は、以下の記事でもお話ししています。

kantanstresskaisyou.hateblo.jp