楽しけりゃ、なんでもいいってわけじゃないんです。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
今回が、連続記事の第四回になります。
※このシリーズをまだ全くお読みでないというあなたへ。
とりあえず、第二回だけ読んでいただければ、この記事が理解しやすくなると思います。
★第二回はこちらからご覧いただけます。
kantanstresskaisyou.hateblo.jp
★第三回はこちらからご覧いただけます。
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今回は、「心の疲れを回復するための、3大ステップ」のその2にあたる、「自分の中へのエネルギー流入を最低限にする」ということについてお話しいたします。
今日のお話しは、シンプルに言うと、エネルギーの「量」を自分でコントロールしていこうというお話です。マイナスのエネルギーに関しては、人間、ほっといても避けようとする生き物です。だから、イヤなことをわざわざするのを止める、という決断さえしておけば、大抵のイヤなコトは目の前からなくなっていくと思います。
ただ、実は厄介なのがそれとは「逆」のエネルギー…つまり、プラスのエネルギーを流入させすぎない、ということも非常に大切なんですよね。一見、プラスのエネルギーはあってもいいじゃないか!って感じると思うんですが…実は、プラスのエネルギーもマイナスに作用しうるんですよ。今日はそのお話しを詳しくやっていきたいと思います。
目次
■非日常体験は「心身にとっては」ストレス。
なんでもそうですが、「摂りすぎ」はよくないんですよ。
プラスのエネルギーを摂ると、気持ちが高揚します。例えば、非日常空間(ex.テーマパーク、海外旅行)にいると、気分がハイになっていつもと違う気分になったりしますよね?コレ、その体験中は気分はイイじゃないですか。だから、どうしても過剰に欲しがってしまうのです。
ですが、非日常体験は「心身にとってはストレス」なんですよね。
感情では楽しい、と感じることであっても、心身からすると「変化」に当たりますから防衛本能が働くんですよね。つまり、楽しいのにストレスが溜まる、っていう状況が起こるわけです。
しかも、非日常体験をもとにストレス発散することの弱点は「日常」に帰るタイミングで急激にストレスがかかりすぎることです。明日は月曜日…仕事…イヤァァァァ!みたいにね。言ってしまえば、リバウンドの象徴ですよ。(この状況の改善法はこちらの記事でお話ししています)
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これじゃぁ、せっかくストレス解消しても台無しなんですよね。
■では、どうやって「プラスのエネルギー」を得ればいいの?
ですが、プラスのエネルギー自体は必要です。基本的に、マイナスのエネルギーを浴びたときは、プラスのエネルギーで中和してあげる必要がありますしね。
そこで私がお勧めするのは、「日常からできるだけプラスエネルギーをもらう」ことです。例えば、ランチの時間にちょっとだけ「贅沢メシ」にするとかね。こういう「日常と関連したところ」でプラスのエネルギーをもらうことが大切です。そうすれば、だんだん日常が楽しくなってくるんですよね。
すると、普段のストレスが減ってくるので過剰にプラスを求めずとも、自然に気分良く過ごせるようになります。
■非日常より、まず日常!
つまり、普段の生活を、もっと楽しくする工夫をしてみよう!ってことです。
マイナスのエネルギーを、日常で中和するクセをつけることが大切です。そうすれば、「過剰」なものがなくても気持ちが穏やかでいられますし、ムダなエネルギーを消耗せずに済みますよ。
次回が「心の疲れを回復するための、3大ステップ」連載ラストです。「自分でエネルギーの選別を行う」ことについてお話ししていきます。
★次回の記事は、以下のリンクからご覧いただけます。