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大阪・堺の心理カウンセラーのブログです。「自分に向いてる仕事ってなんだろう?」と思ったら読んでみてください。

我慢を悪者にして、物事を投げ出すのはどーかと思う。~ゴールが見えているなら、我慢しないと損。

「がまんの鬼」にはならんでエエけども…

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こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。

我慢。この言葉を聞いて、ポジティブな気持ちになる人ってまぁいないと思います。耐える…耐える…我慢する…こんな感じがいつまでも続くと当然身体に悪いです。私が抑うつ症で身体を壊したのも、「我慢」が原因の一端を担っていましたしね。上司になにを言われても、我慢して我慢して…ってやっていたら気持ちがつぶれてしまったわけです。

こんな入り方をしておいてアレなんですが、物事には「例外」ってモンがありましてね。つまり、我慢してもいい…否、我慢した方がいいケースっていうのもあります。

今回は、その「我慢をした方がいい」というのはどんな場合なのか。そのお話しをしていきたいと思います。

目次

■ゴールが見えているなら、我慢しないと損!

それは、我慢すればいい結果に結びつくことが明白なときです。例えば、「あと数日待てば給料入る」みたいに、ゴールが完全に見えている場合。…ぜーーーったいに、我慢した方が「得」ですよね?このタイミングでサラ○でお金借りて衝動買いでもしようもんなら、その後の後悔は計り知れないわけです。

このケースの場合、どう見たって我慢をした方が結果的にストレスが小さくて済む、というわけです。

■我慢を悪者にして、物事を投げ出すのはどーかと思う。

さて、なんでこんなことを言いたくなったかと言うと、心理セラピー業界では「我慢」が悪者にされてしまうことが非常に多い…そして、その「我慢」があとわずかに足りないことによって、いつまでも同じ失敗を繰り返すっていうループにはまってしまう人を本当に数多く見てきたからなんです。

よくあるパターンについてお話しすると…物事には「ちょっとうまくいかない」タイミングってあるじゃないですか。完全な右肩上がりなんて、人生においてはあり得ないわけで。それなのに、その「伸び悩み」のタイミングが来るとなんたらの一つ覚えのように、「あ、私我慢しちゃってる!」みたいに発想して、なんでもかんでも投げ出そうとするっていう…

もうね、なんというか…もったいなーとしか表現しようがないんですよね。

■我慢のし過ぎはよくないけど、我慢そのものは必要なことが多い。

私が思うのは、我慢は「し過ぎ」がよろしくないだけであって、我慢そのものは必要なときの方が多いってことです。

私、ギターやってるんですが、最初は弾けないからなかなか楽しくならなかったんですよ。でも、その季節を我慢して乗り越えて、練習した結果弾けるようになってきたわけで。物事の修練なんて、ほぼほぼこういうステップが必要じゃないですか。こういう「こらえ性」は、ないと絶対に損やと私は思うんですよ。

私は、我慢も必要なものだと思っています。

ていうか、我慢が全く出来なかったら人間生活に悪影響です(笑)。明確に目標があるなら、少しこらえてみる。それぐらいは、やってみてもいいんじゃないかなと思います。やった上でうまくいかなかったら、他の方法を考えてみる。こういうステップが「自然」なんじゃないかな、と思います。

★我慢もそうですが、頑張ることも「悪者」にする必要はないと思います…

kantanstresskaisyou.hateblo.jp