イメージトレーニングを、日常でも役に立たせるために…。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
今日のテーマは、イメージトレーニング。近年、スポーツ界を中心に重要性が叫ばれている影響もあって、イメージトレーニングはだいぶ一般に根づいてきたように思います。
イメージトレーニングは、何もスポーツだけの話ではありません。仕事で初めての人と会うときなど、利用できる場面は一般的な仕事の中でもあります。イメージトレーニングでシュミレーションをしていれば、実際に現場に行ったときにスムーズに動けるということも珍しくありません。そうすれば、仕事で失敗する確率も下がりますから、ストレス解消に一役買うと言えると思います。
ところが、このイメージトレーニング。やり方を間違えるとむしろ逆効果になってしまうんですよね。今日はそのお話しを…。
目次
■イメージトレーニングで、やってはいけない間違いとは?
そのやり方というのが…イメージトレーニングの中で出てきた「ネガティブ」を放置することなんです。
…よーく考えてみてください。欲しいのは、成功するイメージ、ですよね?だったら、そのイメージで埋まっている状態を作らないと、成功する確率は下がってしまいますよね?
つまるところ何をして頂く必要があるかと言うと、成功で埋め尽くされているイメージになるまで、イメージトレーニングがなされる必要があるってことなんですよ。
ネガティブなイメージが浮かぶうちは、まだ成功へのイメージが固まっていない証拠です。そのネガティブ要素をクリアにして、イメージトレーニングして、で、またイメージの中にネガティブ要素が出てきたら、それをクリアにして…この繰り返しが大事です。
■ネガティブなイメージを残すと、それが現実に起こってしまう。
で、これは経験上ではありますが、イメージトレーニング中に出てきたネガティブを放置してしまうと、そのネガティブなことが起こってしまう確率が非常に高いんですよね。
会社員時代に、出来ない仕事をうまくいかせようとして、イメージトレーニングを導入したんですが、上司の怒る顔ばかりが浮かんで苦痛になってそこで止めてしまったから、上司が怒るイメージしか出来ていなかったんですよね。
…もちろん、その結果怒られるという現実を体験しましたね。これじゃぁ、やらん方がましなんですよね。意識の中に、ネガティブ要素を擦り込んでいるだけになってしまいますから。
■イメージトレーニングは、イメージがポジティブになってナンボ!
一方、カウンセラーに転職してから、初めてセミナーを開催したときも緊張しましたけど、こういうリアクションが来たらこう切り返す、とかそういうイメージが全て鮮明に出来ていたんですよね。
だから、スムーズに、淀みなく話をすることができたんですよね。何より、不安にならなかったんですよね。最終的には、4大都市でのセミナー開催達成、というところまで行けました。このことが、カウンセラーで食っていける、って自信を育ててくれました。
つまり、イメージトレーニングは、イメージがポジティブになるまでやる!
これがとっても大事だと思います。そうすれば、物事がうまくいく確率が格段に上昇して、ストレスもドンドン減っていくと思いますよ。