大丈夫。会社、辞めても生きていけるで。

大阪・堺の心理カウンセラーのブログです。「自分に向いてる仕事ってなんだろう?」と思ったら読んでみてください。

苦しんだ自分のことを、書き記しておいてよかったって話。~ブログをきっかけに、私は生還できた。

苦しんだ自分のことも、財産になっていく。

f:id:kantanstresskaisyou:20151119131615j:plain

こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。

実は私、ブログを書き始めたのは2008年からです。当時はアメブロやはてなではなく、Gから始まるところで書いていました。ちなみに、イニシャルトーク風にしたのは、「とあるきっかけ」で強制的に消されたからです(笑)。消されたのは忘れもしない、2011年6月8日。

この結果、三年間の累積が一撃でパーになりました。

それからというもの、ブログなんか書くか!と思っていたんですが、アメーバの存在があったことを思い出し、もっぺんやってみるか…と思ったんですよね。当時から「書くこと」は好きだったのでね。やっぱり、書くことが習慣化されていたからか、書かないと気持ち悪い…って状態になっていたんですよね。

実は、改めてブログを始めようと思ったそのタイミングは、私が抑うつ症のきっかけとなる、仕事のストレスが大きく溜まりはじめたころと重なっています。ちょうど、本配属がいよいよ始まるって時期でしたからね。

で、読み返してみると…抑うつ症が発症する日に近づくにしたがって、苦しみがドンドン深まってきます。ぶっちゃけ、読んでて気分のいいものではないです。…ただ、誰かに、助けてほしかった、ってことだと思います。当時は「頑張らなきゃいかん…」って気持ちだけだと思っていましたが…今、客観的に当時の自分を思い返すと、助けてほしい気持ちが多かったんだ、と感じるようになりました。

…さて、なんでこんなことをお話ししたかと言いますと、自分が抱えていたストレスについて書き記していたことが、今になって役に立っているなぁ…と思ったからなんです。今日は、あの苦しかった時期のことを残しておいて、何が良かったのか?その話をしていきたいと思います。

目次

■書き残していたから、私は助かるきっかけを掴めました。

まず、書いて吐き出してみることで、自分自身が何に対して、どのように苦しい・不満なのかが、視覚を通して理解できたんですよね。頭の中で考えているだけのこととは、差があるんですよね。いくばくか、気持ちが冷静になるというか。

そして何より、理解者の存在が見つかったことが大きかったんですよ。自分の状態を気にかけてくれて、励まされたことは、月並みではありますが本当にストレスの解消に一役買ってくれていました。

で、気にかけてくれている人の状態を見ることによって、「あぁ、ストレス溜まっているのは自分だけじゃないんや」と思って、ホッとすると同時に、自分に向かいすぎている刃を緩めることができるんですよね。

■苦しんだ自分のことを、忘れないでいることができる。

…そうして書き記していった結果、とある起業家さんに出会ってホンキでブログを始め、心理カウンセラーへの道を歩むというきっかけを掴むことが出来たんです。これは副産物的ではありますけど、ブログという形で書き残していたからこそ、その情報にリーチしてもらって出会うことができたわけで。

しかも、心理カウンセラーの道へと進んだことによって、自分自身が苦しんでいた時のことが財産になりはじめたんですよ。その苦しみが「脳で思い出すだけの曖昧なモノ」ではなく、「具体的な記録」として残っていますから、当時の気持ちを忘れることなく、いまもこうしてブログを書き続けられているんですよね。気分としては決してイイものではなかったと思いますが、よくぞ当時の自分、記録していたなと思います。

■ブログを書く=出来事に向き合うこと。

いわば、ブログを書くことは、出来事に向き合うことに繋がると私は思っています。

自分が大したことないと思っていたことが、本当は大事にしたい気持ちだったことに気づいたり…はたまた逆に、こだわりを持っていると思っていたことが、字面に表わしたら「しょーもないこと」だったりすることもあります。つまり、冷静に現実をとらえるきっかけになり得るんですよね。こうすれば、現実を過大評価することも、過小評価することもなくなっていきます。そうやって冷静に現実を見ることさえできれば、ムダに心がささくれ立ってストレスを溜め込むような機会は減っていきます。

ブログは抵抗がある、というのであれば、まずノートでも構いません。一度、書き出してみるの、かなりおススメです。そして、その書き出したものを見つめてみましょう。客観的に見ることで冷静さを取り戻せて、ストレスも解消していくと思います。

★自分との向き合い方、についてはこちらでもお話ししています。

kantanstresskaisyou.hateblo.jp